「膳」という語は、それの持つ意味の中で、食事や料理をも表していますが、その「食事」は、私達が生きてゆく上で、最も基本的で大切なことです。
食することにより、エネルギーを摂取しているのはもちろんですが、ただそれだけではなく、人のあらゆる感覚を通じ、その他の多くのモノを得ていることを忘れてはならないでしょう。

その毎日の食の真ん中にある「ごはん」。私たちが慣れ親しみ食してきた「お米」は、日本の食卓にはやはり欠かせない要であり、豊かな食生活がごく当たり前な現代こそ、その基本＝「食」、「お米」に感謝し、改めて今一度原点に立ち帰って見つめ直したい…。
それは、基本を大切にした上で、更に新しい時代のお米のカタチを創造するという、オクモトの新たなる取り組みです。

そしてそれを、様々な食卓の膳を通じてお届けし、皆様の安らぎや幸せにも繋がればと考えます。
私達は、これからも、一膳一膳に更なる未来への想いを込めて「膳」の一文字にお米の姿を追求していきます。

株式会社 膳には、日本の主食であるお米を丹精込めて育てる生産者と、そのお米を集荷し、加工し、商品化して食卓にお届けする流通業者と、 ごはんとなったお米をおいしく召し上がっていただく消費者の「三方善し」を実現し、我が国の食糧自給と国土の自然と生活文化を守りたいという願いがあります。

100年後、200年後に、やっぱり日本が住みやすい緑豊かな国でありますように。